家計費見直し完全ガイド!無駄を削減して今すぐ資産運用を始めよう

こんにちは。今回は別の記事『セミリタイア(FIRE)』達成に必要な2つのこと【実践編】で『資産運用のための運用資金のつくり方』についてお伝えしましたが、ここを深堀していこうと思います。家計費の見直しにはひと手間掛かりますので、少し面倒ではありますが、家計費を見直すポイントを学んで頂き、これから資産運用をお考えの方の参考になれば幸いです。
- 月々の支払い(固定費)を抑えたい人
- お金の貯め方・増やし方を知りたい人
- 資産運用(投資)を始めたい人
- 今の現状を変えたい人
家計費の見直しポイント①~スマホ料金の見直し~
スマホ使用状況の確認
現在、大手3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)をご利用の方は必見です。その他(ワイモバイル、UQ)利用されている方も是非参考にしてください。ではまず、現状のスマホ使用状況を確認していきましょう。確認するポイントは以下の3点です。
- 月々のスマホ利用料金の確認
- データ使用量の確認
- 通話量の確認
まず初めに現在の利用料金を確認してください。月々8,000円以上お支払いの方は今すぐ見直しをご検討ください。月々のスマホ料金は3,000円前後に抑えるのがベストです。ただし、仕事上、データ使用量が多量に必要であったり、その他個人差はあると思いますが、大半の方は3,000円台に抑えることが可能です。
次に、データ使用量の確認をしてください。その理由は、格安SIMの契約先や最適なプランを検討するのに必要だからです。自分に必要なデータ量がどのくらいかを確認した上で携帯ショップに向かってください。もちろん親切な携帯ショップの定員さんは、過去のデータ使用量などを確認して、最適なプランを提示してくれますが、事前に確認しておくことで、定員さんの提示プランが本当に自分に合っているのかを再確認できます。
最後に通話量の確認です。この理由は前述と同様になりますが、本当に自分には通話プランが必要か。ラインの無料通話だけで足りているのではないか。などを確認した上で携帯ショップに向かってください。ちなみに、私はほとんどライン通話なため、以前は通話かけ放題のプランは外していたのですが、月に数回は保育園や行政関係などに電話を掛けることがあり、そのたびに通話時間を気にしてかなりのストレスだったため、今は10分掛け放題プランを付けています。
格安SIMの検討
ご自身のスマホの利用状況を把握したら、次にどの会社と契約するかですが、基本的には格安SIMの中から自分に合ったプランを提供しているキャリアを選定していきます。たとえば、スマホのデータ使用量が月10ギガ程度で通話もほとんどしない(ラインで十分)、かつスマホ機種にもこだわりがないという方にオススメしたい格安SIMは、日本通信の『合理的みんなのプラン』です。ネットから自分で申し込みが必要なため少し面倒ではありますが、価格が1,390円/月で通話も5分かけ放題もしくは70分/月かけ放題が付いているため、非常に優秀なプランだと思います。私も色々あって今はワイモバイルで契約していますが、次回の変更のタイミングで日本通信に変更を予定しています。
家計費の見直しポイント②~保険料の見直し~
保険料金(契約状況)の確認
まずは、現在加入中の保険の確認を行ってください。職場に保険屋のお姉さんが来て言われるがままに入った保険や、家族、友人などから保険屋を紹介され、その場では良いと思って入った保険など、色々あると思います。まずは自分がどんな保険に月いくらぐらい保険料を支払っているのかを確認してください。
保険の見直しとは
自分の保険の種類と保険料を確認したら、次に保険の見直しを行います。保険屋さんがよく保険の見直しを行った方がいいですよ。と言うのは、現在加入中の補償内容が最新の医療に適応していなかったり、同じ補償内容でも他社の方が若干安いため乗り換えた方が良い。など、今の保険内容がベースの見直しになります。が、今回皆さんに見直して頂きたいのは、その保険は本当に必要ですか?という点です。確かに、なにかあった時の備えとして不安だから保険に入っておきたい。という方もいると思います。そういう方は、掛捨ての最低限の補償で十分だと思います。なぜなら、日本という国は医療の面に関しては優秀で、どんなに高額な手術を行っても、個人が負担する費用は10万円以下で収まってしまうのです。しかし、入院費用については補助がないため、入院費を賄う程度の保険で十分だと考えます。また、老後の資金として年金だけだと不安だから個人年金に入っておきたいという方は、今すぐそれを解約してNISAでインデックス投資(『S&P500』もしくは『全世界株式』)を始めてください。その個人年金保険は何年後に元本を超えて利益が出ますか?今すぐインデックス投資を始めれば初年から利益を得ることも可能です。(確実ではないのでご注意を)さらに複利の効果が得られて、定年後の運用益の差は歴然です。
必要な保険と不要な保険
では必要な保険と不要な保険とはなにか。具体的に挙げると以下のとおりです。
♦必要な保険
- 掛捨て生命保険(不安な方だけ)
- 自動車保険(ただし、車両保険は不要)
- 火災保険
♦不要な保険
- 積立型生命保険
- 個人年金
- 学資保険
もしもの備えが必要なら、掛捨て生命保険の最低限の補償に加入。自動車保険は車両保険を除いて加入。家を購入するなら火災保険。この3点で十分です。そして、現在個人年金保険に加入しているのなら、いますぐ解約。元本割れして損すると思いますが、還付金を今すぐNISAで投資に回してください。そして最後に学資保険ですが、子どものために学資保険に入っておきたいとお考えの方、これも辞めましょう。NISAで株式投資で運用したとして、だいたい年利5%で運用可能とお考えください。もちろん減るリスクもありますが、リスクを抑えたい方はリスクを抑えた運用方法があります。一方、今加入中の学資保険の運用益は何%ですか?そもそも、元本を超えるのに何年掛かりますか?ご自身で今すぐ運用を開始すれば、それが年利5%の運用益で出て、さらにはそれを何年も運用を続けることで複利の効果を得られ、資産はどんどん増えていきます。しかも、2025年から開始された新NISA制度は途中で解約したらNISA枠が翌年に復活するというなんとも運用しやすい制度となったため、運用途中で子供の大学費用のため資金が必要になれば、必要なだけ引き下ろせばよいのです。
さいごに
最後になりますが、今回お話した内容は、あくまで月々の固定費を抑え、投資に回すお金をつくり、資産を増やしていきたいという方の目線でお話させて頂きました。お金に余裕があって、十分な補償内容の保険に入ることで、自身の安心をお金で買う。これが正しいお金の使い道だとお考えの方は、それもいいと思いますし、お金の考え方には個人差がありますので、参考にして頂ければと思います。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。この記事を読んで学び、一歩ずつFIREの道を進んでいきましょう。今後もお付き合い宜しくお願いいたします。
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