【書評】『投資の超プロが教える!カブ先生の「銘柄選び」の法則』を読むべき理由|初心者でも勝てる“再現性の高い投資ルール”とは?

皆さまこんにちは。
突然ですが、株式投資を始めたばかりの人が必ずぶつかる『結局どの銘柄を買えばいいの?』という悩みを解決してくれる投資本を今回はご紹介したいと思います。
買うべき銘柄をちゃんと選定出来て、その株が自分のシナリオ通りに上がってくれる。こんなことは投資初心者には無理だと思う方もいるかもしれません。しかし、今回紹介する本でちゃんと勉強すれば、少なくともSNSの偽情報を掴まされるような失敗はなくなりますし、学んだ知識は確実に自分の財産になります。
私自身も、多くの情報に振り回されて結局買えなかったり、反対に勢いだけで買って後悔した経験があります。
そんな悩みを一気に解決してくれた投資本が『投資の超プロが教える!カブ先生の「銘柄選び」の法則』です。
難しい専門用語が少なく、初心者でも“その日から使える投資ルール”が体系的に学べる一冊です。

本書の基本情報
- 著者:田口れん太
- 出版:SBクリエイティブ
- ジャンル:株式投資・銘柄選び
- 対象:投資初心者〜中級者
- 特徴:イラスト多めで読みやすい/ルール形式で再現性が高い
内容をざっくり紹介
本書は、初心者が最もつまずく「銘柄選びの基準」を“誰でもマネできる形”に整理した本です。
主な内容はこんな感じ👇
- 今、株式投資をすべき理由
- 儲かる企業の“共通点”
- 決算書のどこを見るべきか
- 伸びる業界の特徴
- 株価チャートの基礎
- 買うタイミング/売るタイミング
- 絶対に買ってはいけない銘柄
とにかく『判断基準が明確』“なんとなくで銘柄を選ぶ”という最大の失敗パターンが消えます。
特に役立ったポイント(初心者必見)
① 投資に重要な指標が分かる
PBRやROEなど、投資初心者の方でも聞いたことはあると思いますが、投資に重要なこの指標を本書では独特な表現を用いて初心者でも非常に分かりやすく解説しています。
例えばROE(自己資本利益率)を『オレのカネでいくら稼ぐんだ指標』と言い換えて説明してくれています。投資中級者の方でもなんだっけ?とちょっと分からなくなったりもしますよね。それを独特な表現に言い換えることで頭にすっと入ってくるので、私はこの本を読んで非常に面白いなと感じました。
② 買ってもいい企業の条件が明確
・しっかり利益を出している企業
・成長性がある業界
・財務が健全
これを超シンプルに判断できるように解説しています。
③ 決算を見るべき“3つのポイント”
財務諸表が苦手な人でも、どこに注目すればいいかが一目で分かるように解説してくれています。
④ 買いタイミング・売りタイミングの基準
『上がり始めたら買うのか?』
『どこで利確すればいい?』
『損切のタイミングは?』
そんな疑問に“再現性の高い投資ルール”で答えてくれます。
こんな人におすすめ!
- 株の銘柄選びに自信がない
- 何を基準に買えばいいか分からない
- 決算書が苦手
- 伸びる企業の見極めを学びたい
- 今より損を減らし、利益の確率を上げたい
- 感情に振り回されず、ルールで勝ちたい
初心者〜中級者まで、幅広い投資家に刺さる内容だと思います。個人的には中級者向けの一冊かなという印象を受けました。
デメリット(正直レビュー)
- “投資初心者”だと一度で理解しきれないパートもある
- 実例がもっと欲しいと感じた
- 情報収集のネタが上級者レベルに感じ、実践が難しいと感じるところもあった
とはいえ、投資の基礎・銘柄選びの型を学ぶ本としてはすばらしい一冊だと思います。
初心者の方でもさらなる勉強と経験を積めば理解できるレベルだと思います。
口コミまとめ(SNS+書店レビュー)
- 「絵が多くて読みやすい」
- 「決算のどこを見るかが一発で分かった」
- 「銘柄を感覚で選ばなくなった」
- 「初心者に一番すすめたい本」
- 「長期投資にもスイングにも応用できる」
評価はかなり高めです。
まとめ:投資初心者が最初に読むべき“銘柄選びの教科書”
この本は、
株式投資の「迷うポイント」をひとつひとつ潰してくれる実用書。
- 何を基準に銘柄を選べばいいか
- 決算のどこを見ればいいか
- 買い・売りの判断基準
これが明確になるだけで、
投資の失敗が大きく減り、勝てる可能性がグッと高くなります。
投資初心者はもちろん、
“独学で迷っている投資家”にも強くおすすめできる一冊です。
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