トランプ政権の経済政策で恩恵を受ける注目株を今すぐチェック!

皆さんこんにちは。
今年1月にトランプ政権が発足し、『トランプ2.0』と称されこれまで数々のトランプ砲が発射されした。今年の4月にはトランプ関税の影響で日経平均は暴落し、一時30,000円を割りそうな勢いでした。しかし、今現在(6月時点)日経平均は順調に回復してきております。やはりと言っていいほど、トランプ氏の発言には良くも悪くも影響力が大きいな。ということが改めて実感した次第です。
そこで‼今回はトランプ政権が発足し、今後の日本株で有力と思われるセクターを掘り下げていきたいと思います。実は先日すでに同じような投稿をしておりますが、今回は更に掘り下げていきたいと思いますので、是非最後までお付き合い頂ければ幸いです。前回の投稿を下記に張り付けておきますので、良かったらそちらも覗いてみてください。
- 投資について学びたい
- 今後期待できる銘柄を知りたい
- トランプ政権が日経に与える影響を学びたい
造船業は追い風なのか
中国やロシアの海洋プレゼンス拡大を警戒している米トランプ政権は、艦艇能力の強化を図りたいとして、実は日本に協力を求めていることが分かっています。そして、今の日本の首相は元防衛大臣でもあった石破氏である。石破氏が得意とする防衛関連は石破内閣発足後、軒並み追い風となっていますが、これから注目したいのはこの造船業のセクターではないかと考えられます。今後の日米の友好な関係を築きたい日本としても、造船業でしっかりサポートしていきたいと考えているのではないかと。そこで、具体的に注目となりそうな銘柄を次に挙げます。
造船業で追い風銘柄とは
日本では南極観測船『しらせ』が知られていますが、この『しらせ』は海上自衛隊に所属する砕氷艦で、実は石破氏は『日本が誇る砕氷船こそが日米協力の一つのポイントとなる』と語っています。
この砕氷船が今後の重要なテーマとなりつつあることから、日本企業ではJFEホールディングスと日立造船それにIHIの子会社が加わって発足されたジャパンマリンユナイテッド(非上場)に今後注目が浴びそうです。
造船関連銘柄にも期待大
昨年、国土交通省も2030年における次世代船舶の受注量トップシェアを目標に掲げています。「米国から、あるいは日米共同プロジェクトで大型の造船発注も」との期待が株式市場には芽生えています。ここ数年の新造船ブームによる受注増加でどこも船台がいっぱいという状況では、新規プロジェクトになかなか手が回りそうもないですが、関連機器などでは極めて強い存在感を持つ企業が多いので次のような銘柄は面白いと思います。
- 古野電機(6814)・・・船舶用電子機器の国内最大手
- 寺崎電機産業(6637)・・・船内配電システムで国内首位
- 東京計器(7721)・・・潜水艦慣性航法装置の実績評価。受注好調。
- 三井E&S(7003)・・・船舶エンジンで国内首位
暗号資産関連銘柄は追い風なのか
大統領公認の暗号資産『トランプコイン』が発行されるなど、トランプ氏は暗号資産を国を挙げて盛り上げていきたい感がひしひしと伝わってきます。そんな中、今注目しておきたいのが、FRB(米連邦準備制度理事会)議長の交代です。現パウエル議長の任期満了は2026年6月であり、次期議長に名を挙げている一人がケビン・ウォーシュ氏です。ウォーシュ氏は暗号資産に積極的で『FRBはデジタル通貨の発行を検討すべきだ』という持論をお持ちのようです。
もちろん、次期議長が誰になるかは誰にも分かりませんが、もし、ウォーシュ氏が就任するということになれば、『暗号資産に大乗り気のトランプ大統領×デジタル通貨推奨派のウォーシュ氏=暗号資産の時代到来‼』この式が成り立つ日が来るかもしれません。
そこで暗号資産関連銘柄について次に目を向けていきたいと思います。
暗号資産の普及で恩恵を受ける銘柄
暗号資産が普及することで恩恵を受けそうな銘柄としては、ビットコインの投資・保有を積極的に進めている企業の代表として挙げられるのがメタプラネット(3350)です。他にもエス・サイエンス(5721)が暗号資産の購入意思を発表する企業も出てきており、今後も増えていくのではないかと思われます。また、傘下に暗号資産交換所を擁するマネックスグループ(8698)も恩恵を受けると考えられます。その他には、暗号資産の基盤技術であるブロックチェーンを活用したゲーム開発で有名なネクソン(3659)やgumi(3903)なども挙げられます。
まとめ
今回はトランプ政権で今後注目を浴びそうなセクターに注目し、深堀してみました。造船業については、石破首相の防衛関連と合わせて、今後も勢いが継続していくと思われますが、暗号資産関連銘柄については注意が必要です。不確実な材料に飛びついて企業の業績を無視して過剰な人気化によって株価が高騰することも珍しくありません。高値掴みには十分に注意して頂くことを念頭に置きつつ、強い相場にうまく乗ってトレードして頂ければと思います。
最後になりますが、今回、皆さんに一番知っておいてほしいことは、国政が絡む関連銘柄は追い風だと言うことを覚えて頂きたく、今回の記事を書きました。
今後も皆さまの投資経験の役に立つ情報を発信していきたいと思いますので、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。
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