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【徹底比較】高配当株 vs 成長株!どっちが儲かる?最適な投資戦略

高配当株VS成長株

こんにちは。今回は高配当株と成長株についてお伝えしたいと思います。

『高配当株と成長株、どっちに投資すればいいの?』

株式投資を始めると、よくこんな疑問が浮かびますよね。高配当株は安定して配当金をもらえる一方、成長株は値上がり益が狙える魅力があります。でも、どちらが本当に儲かるのか、気になるところ。

そこで今回は、高配当株と成長株の違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説し、どのような投資戦略が最適なのかを考えていきます。投資スタイルを確立していく上では非常に重要な内容となりますのでぜひ参考にしてください。

目次

高配当株とは?

高配当株とは、企業が利益の一部を配当金として株主に還元する割合が高い銘柄のことです。一般的に、配当利回り(配当金 ÷ 株価)が高い企業が該当し、私は配当利回りが3.5%以上を高配当株と定義しています。

高配当株銘柄(具体例)

  1. 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):配当利回り=約3.5%
    • 国内最大手の金融グループで、安定した利益を出し続けています。
    • 日銀の金融引き締め(利上げ)により追い風の銘柄でもあります。
  2. NTT(9432):配当利回り=約3.5%
    • 通信インフラを支える企業で、景気に左右されにくい。
    • 長期保有することで安定した配当収入が期待できる。
  3. 日本たばこ産業(2914):配当利回り=約5.4%
    • 国内外でたばこ販売を展開。
    • 高配当で知られ、配当利回りは常に5%超え。

高配当株は、定期的に配当金をもらえるので、長期的に安定した収益が欲しい人に向いています。

成長株とは?

成長株とは、これから大きく成長する可能性が高い企業の株のことです。今は配当が少ない、または無配でも、将来的に株価が大きく上がる期待が持てます。

成長株銘柄(具体例)

  1. ソフトバンクグループ(9984)
    • AIやテクノロジー企業への投資を積極的に行い、大きな成長を狙う。
    • 短期間で株価が大きく動くことも多い。
  2. メルカリ(4385)
    • フリマアプリ事業で急成長。
    • 国内市場だけでなく、海外展開にも注力。
  3. 楽天グループ(4755)
    • 通信、金融、ECなど幅広く事業を展開。
    • 赤字が続くこともあるが、将来的な成長に期待。

成長株は、将来の値上がり益を狙う投資なので、リスクはあるものの、うまくいけば大きなリターンを得ることができます。特に、テンバガー(株価が購入時の10倍になること)を獲れた時はとても嬉しいです。成長株を購入する時は最低でも2つは自分の中で購入に至った根拠を説明できるようにしましょう。そして自分のシナリオと違うことが起きた際に潔く損切することが成長株を購入するときの秘訣です。

高配当株 vs 成長株、どっちが儲かる?

では結局、どちらに投資するのが良いのでしょうか?それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう!

高配当株のメリット・デメリット

メリット

  • 毎年安定した配当金がもらえる
  • 株価の変動が比較的少なく、リスクが低い

デメリット

  • 成長が鈍化している企業が多い
  • 株価が大きく上がりにくい

成長株のメリット・デメリット

メリット

  • うまくいけば株価が何倍にも成長する可能性がある
  • 将来性があり、ワクワクできる

デメリット

  • 配当がないか、あっても少ない
  • 株価の変動が大きく、リスクが高い

どちらが良いかは、個人の投資スタイルによります。

  • 安定収入を重視するなら高配当株
  • 大きなリターンを狙うなら成長株

また、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、『高配当株×成長株』のハイブリッド戦略を取るのが非常に優秀と言えます。安定した収益を得ながら成長のチャンスも狙えるハイブリット戦略について次章で説明します。

ハイブリット戦略(高配当株+成長株)

ハイブリット戦略を考える上で重要なことは、高配当株と成長株の割合をいかに割り振るかです。

私が考える結論としては、高配当株7割成長株3割のバランスが最適と考えています。

なぜこの割合が良いのか?

  • 高配当株を多めにすることで、安定した配当収入を確保。
  • 成長株を3割持つことで、資産の増加も狙える。
  • リスクを抑えながら、将来の利益も期待できる。

例えば、『高配当株として三菱UFJやNTTを選びつつ、成長株としてメルカリを組み入れる』といった戦略が考えられます。投資格言に『卵は一つの籠に盛るな』という言葉があるように、分散してリスクを抑えつつ、利益を狙いにいく戦法が最適と考え、その最適比率が7:3であると私は考えています。

まとめ

高配当株と成長株、それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • 高配当株 → 安定した配当収入が欲しい人向け
  • 成長株 → 大きな値上がり益を狙いたい人向け
  • ハイブリッド戦略 → バランスよく投資したい人向け(高配当株7割、成長株3割)

どの戦略が一番良いかは一概には言えませんが、自分の投資目的に合った戦略を選ぶことが大切です。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。投資はリスクが付きものですので、そのリスクをいかに抑えつつ、利益を得るかを考えることが投資において最も重要だと思います。

今後も投資に役立つ情報を発信していきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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